数日前まで雨予報だったのですが、前々日くらいから曇り予報に変わった日曜。当日雨が降ることもなく、本当に良かったです。
朝6時ごろ出発、犬2頭も連れて一家総出、夫の運転で会場のぎふ清流里山公園に向かいました。周辺道路もコースになるため、駐車場は7時半閉鎖(レースは10時スタートなのですが)。
7時ごろに会場近くまで行くとかなりの渋滞、間に合うかなと少し不安でしたが、係の方のスムーズな誘導で無事到着。
7時半開始の受付へ、こちらでゼッケンと計測タグを受け取ります。駐車場から受付までもなかなかの上り坂、10分くらいかかったでしょうか。トイレは園内常設のものがいくつかありますし、女性は参加者も多くないのでスタート前まで並ばず入れました。
受付を済ませて8時前、スタートまで時間があったので犬たちと散歩。(禁止ゾーンもありますが、ドッグランも有り、犬連れOK)
車のなかで装備を整えて受付よりさらに坂を上ったスタート地点へ。ゼッケンのブロック分けはなく、予想タイムの書かれたプラカードに並ぶ方式でした。
花火が上がり、犬たちビビってるんだろなぁなんて思いながらスタートです。
今回、このコースを走られたことのある大吉さんに大変貴重なアドバイスをいただきまして、スタートから下りで飛ばして貯金を作っていこうと決めていました。
スタート直後は大変コースが狭く、なかなか進めませんが焦らず徐々にペースを上げます。道が開けてきて3kmまでが下りで作戦通り飛ばすことができ、良いペース。
4分半はわたしにとってはかなり速いので、苦しくなくこんなスピードが出せるなんて下り最高だっ!と思い、下りは4分半ペース目標に行こうと決めました。
下りが終わるとじわじわと上り坂に。ペースは落ちますが、自分にしては上りが5分ちょっとで走れたら上出来だ。
上り坂に入ったあたりで、スタート前見つけられなかったネムネムさんを発見!
サングラスにヒゲが特徴とのことでしたのでイカツイ感じかなとちょっとだけ緊張していましたが、勇気を出してでっかい声で呼びかけてしまいました。とても優しい雰囲気の方で、励ましのお言葉をいただき感無量。嬉しすぎてちゃんと挨拶できたか自分が何て言ったかあまり覚えていませんが、とにかくテンション上がって元気が出ました。大変感謝しております。
わたしは1時間50分以内できたら45分目標と言い、ネムネムさんは45分くらいでいこうかなとおっしゃっていたので、ついていければ45分行けるかも?と一瞬思いました。
が、軽やかに坂を上って行かれるお姿を見ながら、すでに自分は呼吸が荒くなり始めていることに気づきアッサリ見送り。けれども恥じぬ走りをせねばと心に誓いました。
9km目は苦しみながら上って5分半オーバー。やっぱりわたしは上りショボ過ぎるなとへこみますが序盤の貯金があるからまだ良かった。
上った後は下り、しかも9~13kmまではしばらく続く下りなので終盤に備えて、ここでまた飛ばして貯金作りです。
4分半には及びませんが、やっぱり下りは気持ちいいなぁと思いながら快調に走る。14、15kmの上りは下ってきた勢いで上りきれた感じで、あまりペースを落とさず行けました。
17kmを過ぎると最後にして最大の上りが始まります。なんとか粘ればギリギリ45分に間に合うかも。
このあたりにスーパーなどで見かける洋菓子モンテールの工場が。工場見学に行ったことが思い出される。
カスタードかな?スポンジ生地かな?甘ーいニオイにはじめはワクワクしましたが、しばらく嗅いでるうちに上りの荒くなってくる呼吸と合わさってしんどくなってきた。
18km目のタイム5分32秒を見てこのペースじゃまずいかもと思い、少しペースを上げられましたがそれも長くは続かず。脚も心肺も厳しくなる。
20kmあたりからはバテて来てしまい、もう周りに引かれそうだけどなりふり構わずヒーヒーいいながら、腕を振りまくってなんとか上り切りました。(あんなに必死だったのに6分近くかかっててツライ。)
上りきってホッとしたと思ったらもう最後だ。箱根駅伝を見ながら夫が、
「ああやって終わってぶっ倒れるくらい頑張らなきゃだめだよね。」
とか言っていたのを思い出して、倒れるくらい出し切る気持ちで走ってゴール。
倒れなかったけどフラフラにはなり、またしても少しガーミン止め忘れ正確なタイムがわからない。
よろよろと歩きながらドキドキの完走証発行へ。ネットタイムは1:45:02。
45分切りはあと少しでかないませんでしたが、ベストが出せた!!
下りの飛ばし過ぎは良くないとも言われていますが、挑戦ということでやってみてよかった。
最後の坂はめーっちゃくちゃキツくてツライですが、変化があって飽きが来ないというか。ほぼ平坦なおおがきハーフよりもあっという間に感じ、アップダウンのコースならではのおもしろさがあるなと思いました。
大変長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。
応援していただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。